エグゼクティブ・経営幹部・管理職・プロフェッショナルを結ぶ、転職支援・人材紹介・求人情報サイト「キャリアウォーズ」

  • エグゼクティブ、経営幹部、管理職の転職を検討される方へ 転職サポートをご希望の方 キャリア登録はこちら
  • 法人様向け人材紹介サービス 採用担当者様へ

キャリアコラム

第1回 30代のあなたへ
2000-01-14

 激変激変の時代の経済環境はビジネスマンに「変化」と「決断」を求める。

 30代のキャリア戦略の視点

 人生75万時間、今私達の寿命は85歳、そうすると744,600時間生きることになる33歳のあなたには、29万時間過ぎている。10年たつと43歳になり、38万時間となる。その時に、あなたは何処で、何をして、どんな状況にあるのだろうか?
42,3歳前後を活躍のピークにして来た先輩達は、物心共に豊かな人が多い。一年過ぎると激変してしまう今日のような経済環境は、大手企業を中心に極めて経営戦略がぶれやすく、ビジネスマンにとって、「変化」が、要求される、あてがいぶちの価値システムの企業社会の中では、個人のマーケットバリューがなくなりつつある。現状の延長のキャリアは、リスクはますます拡大し、これからのキャリアは、選択の連続となるだろう。 しかしながら、仕事柄多くのビジネスマンと会うが、その選択に慣れていない人が多く、「どっちつかず」のポジションで、決断できずに貴重な人生の時間をドリフト(流れ)にまかせてしまっている。気がついた時、タイタニックの中にいたり、リストラの対象になっているようでは、成功などとうていおぼつかない。
自分を見つめ、時代に恋して、好きなことをやりつづける為に他を捨て、手を挙げ、自分だけの尖った分野の価値を持った人が、これからの21世紀に生き残る。

 「これもあれもでなく、選択すること」

 30代は、人生の過渡期、勝負の時だ。パワフルに元気な魅力的な人、成功した人、本田宗一朗、成田昭夫、今日の孫さんはじめ、ベンチャーの成功者達は、30代で決断し、勝負した人達は、成功を手に入れている。なにも起業家に限ったことでなく、私共の身近なケースでは、会社を移ってキャリアをアントレプレナーと共にスタートしたメンバーにも言える。彼らは、短期間で、以前の会社にいたとしたら、定年まで働いても手に入れられることのできない数億の富を手に入れた。マネーだけが、もちろん成功の尺度ではないが、生活ということに関しては生涯心配することのない、財産を築いた。
30代は、オールクリアボタンを押しても勝負できる。体力、知力、気力共にエネルギーあふれている世代である。これからは、アメリカのように生涯3~5回のキャリアアップを前提とした転職は当り前になりつつある。
選択のWOOS、つまり、キャリア ウィンド オブ オポチュニティ機会の窓がポッカリ大きく開いている。これまで、キャリアを自らデザインし選択するといった行為に、日本のビジネスマンは慣れていない。親の世代でも、学校でも、会社でもそういったことは、ほとんど議論されたことはなく、ごく一部にのトップの人や、女性だけである。

 「キャリアアンカーのメガネで」

 アサヒビールにNさんという人がいる。この人はスーパードライ開発の立役者である。会社から開発統括のマネジメントとのオファーを受けたが、自分は生涯現役でやりたいとのことで、今日も現場で開発に取り組んでいる。自らのキャリアに対して明らかな価値基準で選択している。
「自分って何」のイメージを持つことが、企業レール人生から自分らしい選択的第一歩がスタートする。キャリアを決めるファクターの中でアンカー(いかり)となる不動点が大切だ。自分は何が得意なのか、どんな仕事がしたいのか、何に意味、価値を感じるのかといった視点から選択してゆくことが求められる。
日本の多くの企業はこれまで企業内のゼネラリストの枠にはめようと求め、特殊教育をしてきた。調整役のようなオールラウンドプレイヤーにしようと。その結果リストラ予備群のような人材によって構成され、市場競争力を失い、活力のない企業体として、まるでタイタニック号のように見受けられる。

 これからの30代のメンバーには、それぞれの強み志向を活かしたプロフェッショナルになる自覚と、夢やヴィジョンそして価値を共有できる起業家と共に事業を育ててゆくといった転身が求められる。以前アメリカのフォーチュン誌の世界ランキング100社の中で唯一100年生き残った会社は、GEしかないと出ていた。90年のバブル期における日本のトップ企業がこれまでの展開とこれからの変遷がどうしてゆくのか考えれば、いかにこれまでの社会の常識が違っていたか解るはずだ。30代のあなた、10年たったときあの時選択したから今があると思える為に、まず自己の内にあるキャリアアンカーをもとに自己実現の窓を開いて見ていただきたい。

インターウォーズ株式会社
代表取締役社長
吉井 信隆

吉井信隆 サイン
ページトップ - エグゼクティブ・管理職の転職

「キャリアウォーズ」はインターウォーズ株式会社が運営する、エグゼクティブ・経営者・幹部(幹部候補)・管理職・プロフェッショナルを結ぶ、転職支援・人材紹介情報サイトです。