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キャリアコラム

第10回 自立
2005-02-01

 最近、「自立、雇われない生き方、起業」というキャッチを、よく目にする。仕事柄、これまで多くの起業相談を受けてきたが、「起業するのも面白いかなと迷っています」といったスタンスの人で成功したケースを、ほとんど知らない。
万人が起業家に向くわけでなく、また、起業家には、「自分の目的が今の周辺には無く、自分でやるしかない」という明解な理由がある。そもそも、企業の中でも、自立した生き方はいくらでもできる。受け身でなく、会社を活用し、スキルとバリューを合わせ持つ"ビジネスパーソン"として、新規事業の立ち上げに「参加」し、経営陣に加わり、輝きのある魅力的な仕事キャリア人生を送っている人は多い。また、経営参謀として、トップの理念やビジョンを具現化してゆくのを待って、新たなチャレンジをして行く人もいる。また、独立しても、個人として、会社と契約してキャリアを重ねて行くことも自立としての一つの選択である。

 私は、社会人としてスタートし、仕事をするようになってからこれまで、雇用されているという気持ちはほとんど無かった。常に「さあ、商売!」といった思いで、自分がどんな立場にいても当事者意識を持って、自ら責任者としての意識で仕事に取り組んでいた。
キャリアとは本来、起業や企業社員、公務員とは関係なく、その人の個性的能力を本当に発揮できる役割、職スキル、価値、経験を重ね通したことをいう。働き方、職、役割は、多様極まりないが、キャリアは、個人を社会と結びつける基本的な媒体であり、「キャリアで成功する」という視点で考えると、相当時間の職業、本業に没頭した人が、共通してゆるぎないキャリアを形成している。

 雇われない生き方を前提に考えるのではなく、企業の中で、生き生きと自立してゆく企業内起業として、例えば、アスクルの岩田さんや、ローソンの新浪さん、ヤフーの井上さんは、企業内で自ら新規事業を担当し、企業グループの一員として力強くキャリアを築いている。
無理やり自力で起業した結果、多額の借金によって生涯苦しんでいる話を聞くと、独立することが目的になってしまい、自分を見失ってしまっているように思えることがある。
どういった選択肢を選ぶにしても、受け身の"会社員"ではなく、スキルとバリューを合わせ持つ"プロのビジネスパーソン"として、「キャリアで成功してゆく」ことを理解した「自立」を目指して欲しいと願っている。

インターウォーズ株式会社
代表取締役社長
吉井 信隆

吉井信隆 サイン
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