エグゼクティブ・経営幹部・管理職・プロフェッショナルを結ぶ、転職支援・人材紹介・求人情報サイト「キャリアウォーズ」

  • エグゼクティブ、経営幹部、管理職の転職を検討される方へ 転職サポートをご希望の方 キャリア登録はこちら
  • 法人様向け人材紹介サービス 採用担当者様へ

キャリアコラム

第18回 本当のプロフェッショナル
2007-10-01

 「プロフェッショナル」という言葉が、いたるところで使われている。最近、どうも核心から離れている様に感じる。
 企業間において、その道の経験や知識豊富な、何でも知っている「スペシャリストな人」を、「プロ」と呼んでいることがある。しかし、スペシャリストとプロフェッショナルは、似て非なるポジションだ。スペシャリストとは、与えられた環境には適応でき、定められたやり方であれば仕事を完璧にこなす人をいう。

 過日、セミナーで出逢った浅草のそば屋の4代目になる女将から、力強い話を聞いた。
「3代のれんを守れば本物といわれるじゃない。のれんを守るには、時代に対する適応力がないようじゃ、商売なんか絶対に続かないのよ!うちは、もともとお菓子屋だったのよ。真面目に頑張ってやってますじゃ、駄目になっちゃうのよ。いつも、アンテナ高く張って、情報キャッチして、のれんをイノベーションしてなきゃいけないわけよ!」と、信念を貫いて生きている女将の力強い素の日常会話に、余韻が残った。
 常に浅草でのそば屋の位置づけを認識しながら、一人ひとりのお客様に質の高いサービスを提供し続け、店を変革している下町の女将の姿に、プロフェッショナルを見る思いがした。

 私はこれまで、ジェネラリストでも、資格を持ったアマチュアでもなく、スペシャリストでもない、多くのプロフェッショナルを感じる人たちと共に仕事をし、彼等の仕事への考え方やスタンスに触れてきた。面白いことに、彼らが語る言葉に共通項があることに気がついた。それは、会話で使うボキャブラリーが、通常の人達と違うということだ。彼等が、一日に話すことをすべて書き留めたら、通常の会社で働いているメンバーとは、まったく違う内容になるはずだ。彼等の話す言葉には、特有のリズムがあり、人を励まし、相手の可能性を広げ、思いやりや感謝の言葉がいっぱい詰まっている。否定的なことや、人の悪口や、ネガティブなことを口にすることはなく、希望的な豊かな未来に向けての内容の会話が多い。そして、何よりも、「顧客との約束を守る」ことに関し、どんなことをしても問題解決するといった内容の話をよくする。

 プロフェッショナルな人達は、たとえ環境が変わっても、変化の本質を読み取り、状況を見極めながら、顧客との約束を守り、対価を得て、人や組織を正しい方向へインテグレート(合成する)し、筋を通すビジネス・プロフェッショナルの要件を持っている。

インターウォーズ株式会社
代表取締役社長
吉井 信隆

吉井信隆 サイン
ページトップ - エグゼクティブ・管理職の転職

「キャリアウォーズ」はインターウォーズ株式会社が運営する、エグゼクティブ・経営者・幹部(幹部候補)・管理職・プロフェッショナルを結ぶ、転職支援・人材紹介情報サイトです。