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キャリアコラム

第32回 安心して、人生を豊かに過ごす転職をするには
2010-01-18

 私は、転職相談に来られる方々に、必ず子供の年齢を聞くようにしています。
 何故なら、自分年齢ではなく子供年齢で年を重ねていく親としての責任があるからです。例えば、40歳で2人の子供の親として、いったい、いくらのお金があれば人生83年を豊かに生きることができるのでしょうか?
 基本的な考えを計算してみると、家計費で大きなものは住居費・子育ての費用・生活費(食費・交際費や適度な人生を楽しむ費用、医療費含む)が、三要素となります。

 まずは住宅費。マンションや戸建て住宅を買ったとするとローンは後いくら残っているのか?そして、何歳で支払いが終えるのか?を押さえておかなければなりません。そして教育費。幼稚園から大学まで一貫して私立に通わせ、また大学ではアパートを借りてやったりすると、一人2000万円から2500万円かかるといわれています。

 過日お会いした45歳の方が、長男が近くの区立小学校、中学、そして、私立の高校、海外の大学、娘は日本の私立の高校に通っているとのことでした。そして、家のローンが16年残っており、P/Lは赤字となり、リーマンショック以降年収がダウンし、子会社に出向となったとのことで転職相談に来られました。
 現在は、ストックを使い、長男を卒業させたいので、なんとか年収アップしたいとのことでした。事情は理解できますが、冷静に考えると、こういった事態に陥ることはあらかじめ予測できたことでもあり、自分だけの内容であり、これまでのキャリアを含め、信頼して紹介してゆくには不安を感じてしまいました。

 また、「"年金"がどの程度65歳以降支払われるのかご存じですか?」との質問をしてみたところ「まったく考えたこともない」との言葉が返ってきました。
 人生の晩年を過ごす年金収入源は、大切な原資です。ラフな目安として(崩壊するとも噂されていますが、年金制度が存続していればの話です。)、企業年金に入っていた方は、将来支払われる年金額(見込額)と、厚生年金が65歳から年額いくらなのかを確認して欲しく思います。
 ちなみに、厚生年金に加入しているサラリーマンが、積立額として給与から天引きされる同額を会社も負担するので、個人負担分の倍額が厚生年金保険に積み立てられます。最終的に、年金として受け取る額は、国民年金(入っていた方)の部分と、会社厚生年金の部分が国から支払われることになります。
 
 人生設計は、夢や願望だけではどうにもならない場合もあります。
 また、バランスシートの資産の部には、見えない無形の様々な資産が残るようにしたいものです。

 先々が、予測できない現状に不安を抱くだけでなく、今を起点として、今一度、B/S P/Lを再設計して、これからのキャリアデザインを設計して欲しいと思います。

インターウォーズ株式会社
代表取締役社長
吉井 信隆

吉井信隆 サイン
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