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トップインタビュー

日本でNo.1の懸賞情報量を誇る「お得生活応援サイトのチャンスイット」を運営する、株式会社チャンスイット(http://info.chance.com/)。

入社後3年8ヶ月で代表取締役社長に就任された山口義徳社長に、同社の今後の展望についてお話をお伺いしました。

会社設立の経緯と、御社が今後目指していることをお聞かせください。

弊社は、現会長である辻が創業した企業であり、私は2代目社長をやらせていただいております。創業のきっかけは、辻が別の会社に勤めていた際に、アメリカで企業研修に参加し、当時流行っていた懸賞を使ったビジネスモデルを知りました。そしてこれなら自分にもできるのではないかということで、サラリーマンを続ける傍ら、1997年6月に現在の株式会社チャンスイットの前身である、インターネット懸賞サイト「Chance It!」を立ち上げました。それから2年後の1999年に、サイトが軌道に乗ってきたことで、株式会社チャンスイットを設立するに至りました。

今後、弊社の目指すところは、インセンティブマーケティングのシェアにおいてトップクラスになることです。現在でも、自社媒体を持っていることや、他媒体を販売させていただいていること、ポイント媒体と強い連携のある「AFRo」というアフィリエイトのネットワークを持っていること、この3点の強みがあることで、かなり多くのシェアが取れるようになりました。

しかし、今はまだ、ポイントやインセンティブを使ったマーケティング手法が世の中の人には知られていないので、そこを上手く伝えられるようにしていきたいですね。また、クライアント様には、ポイントや懸賞を使って、ただ物が欲しいだけではないのか、ポイントが欲しいだけではないのかと思われがちなところを、私たちのようなプロの広告代理店や広告会社、媒体運営会社に依頼していただくことで、本質的に広告を有効利用できるようにしていきたいと思っています。

御社の事業内容を詳しく教えていただけますか?

弊社は現在、ネット広告の純広告、アフィリエイト、SEO、自社媒体ユーザーを利用したネットリサーチ、不正対策というビジネス、自社で抱えているリソースのコンテンツ提供、WEB制作、広告素材の制作などを行っています。

事業の中身としては、まず1つ目の柱である「チャンスイット」。このサイトは、初めは懸賞サイトとしてスタートしたのですが、私が社長として経営を引き継いでからは、大きく様変わりさせ、「イングリッシュチャンス」や「ダイエットチャンス」、「チャンスオーディション」など、"チャンス"と付くものであれば、何でもできると思ってやりました。他にも不動産の「家売るチャンス」や「家買うチャンス」など、チャンスのポータルサイト的なものを目指したのですが、最近ではもう少し絞り、お得な生活を応援できるようなサイトにして行こうという考えでやってきました。

チャンスイット

そして現在では、懸賞とポイント、ショッピング、こういったものを兼ね備えた「お得生活応援サイトのチャンスイット」として、約60万人の会員数を抱えるまでに成長しています。また、懸賞情報に関しては日本でNo.1の情報量があり、弊社のような中堅規模のクラスの会社としては珍しく、テレビの1社単独スポンサーなどもやらせていただきました。『チャンス』という言葉のお陰で色々な企業とコラボレーションできるのも、弊社の強みです。 この「チャンスイット」は基本的に広告モデルです。アフィリエイトや純広告、コンテンツマッチやショッピングにより、収入が私たちに入ってくるような仕組みとなっております。

2つ目の柱となるものが「GetMoney!」というポイントサイトです。このサイトは、例えば、クレジットカードの発行やFXなどの資料請求などによってポイントが貯まり、一定のポイントに達するとキャッシュバックができるという仕組みです。GetMoney!は、主婦ユーザーが多い「チャンスイット」に比べると男性ユーザーが多く、現在は約50万人の会員数となっています。
今まで、ポイントサイトを運営している中で画期的、衝撃的だったのが、あるユーザーの方が、470万円分のポイントのキャッシュバックをしたことです。

GetMoney!

なぜ短期間でそれだけのポイントを貯めることができたかと言うと、GetMoney!には紹介制度があり、紹介から登録した方のポイントの50%が、紹介元のユーザーに還元されるんです。それを最大限に活用していただいた結果でした。
このGetMoney!は元々はアフィリエイト専門の媒体だったのですが、純広告も売れるようにして、今では非常に良い形になっています。

続いて、アフィリエイトASPサービスの「AFRo」という事業が、弊社の3本目の柱になります。アフィリエイトの提携パートナーは、ポイントサイトが多いのですが、弊社には自社で運営しているポイントサイトがあるので、そのノウハウを他社のポイントサイトに共有できるという大きな強みを持っています。
また、弊社唯一のASPの中の特殊サービスが、業界初の動画アフィリエイトである「アフ動」です。こちらはFlashを使った広告手法により、訴求力をさらに高めることができます。動画は通常、制作コストもかかるので大変なのですが、私たちは広告費もセットで販売しておりますので、たとえ制作費で赤字が出てしまっても、広告費の中で捻出できるのです。そういった部分では、この「アフ動」も、収益性がアップしている一つの武器になっています。

弊社の4本目の柱が、業界最先端の不正対策である「不正対策ドットコム」です。ポイントサイトというものは、ユーザーが不正な行為によりポイントを貯めたり、様々なサイトに登録してキャッシュアウトしたり、問題が多いのも事実で、そういった意味では実は弊社も被害者なんですね。ポイントサイトを運営していると、実際に商品を代引きで買っても商品が届かなかったり、請求書払いで手続きをして、商品だけ持って行ってしまい代金の回収ができなかったり、アカウントは同じなのに複数のアカウントでポイントをたくさん持って行ったり、そのような被害がものすごく多いんです。目視チェックやIPアドレス・Cookieチェックなども行っていましたが、それでも多額の被害が出てしまうこともありました。

不正対策ドットコム

しかし一方で、不正対策をしてしまうと売り上げが下がってしまうことも媒体者としては危惧していました。不正ユーザーが売上を作っているのも、事実ですから。しかし、ポイントサイトは一度そういった被害に遭うと、クライアント様からすぐに敬遠されてしまいます。それであれば、たとえ一時的に売り上げが下がったとしても、不正対策をしっかりと行うべきだと判断しました。最終的に、クライアント様からの信用と信頼に繋がると考えたからです。
そこで、弊社は個体識別番号を強制的に各PCに振り分け、そこから何回アクションが起こっているかを計測できるサービスを始めました。不正ユーザーはたいてい、1台のPCから何回も不正を行うのですが、それを判断できるツールを開発したのは弊社が日本で初めてだということもあり、メディアにも取り上げていただきました。お陰様でポイントサイト運営会社の他にも、通販事業を行っている企業様などにも多く導入していただいております。

それはいつリリースされたのですか?

1年半ほど前です。それから現在まで改善を重ね、とても好評を頂いています。

このサービスの競合は、いるのでしょうか?

ほとんどいませんね。

それはすごいですね。自社で開発されたのですか?

そうです。開発を始めた当初は、サービスとして売り出すことは考えておらず、自社で不正をいかに防ぐかということを目的に実験を繰り返していました。その実験の中で反応が出まして、これなら上手くいくのではないかということでサービス化に至りました。「今まで見抜けなかった不正がこれだけあって、被害額を換算するといくらです」という結果をお伝えしており、結果に満足いかなければ初月分全額返金をさせて頂きますが、今のところ返金希望を受けた事はありません。現在の大口のお客様ですと、月に約20万円の利用料で、数千万円の不正損失を防ぐことができ、更に、そこに対して投下していた人件費も削ることができるので、積極的に導入して頂けています。

以上が、弊社の4つの柱となっている事業です。

その他に、最近ではスマートフォン事業にも力を入れております。他社さんとコラボをして、ユーザーの方が様々なタレントさんとの合成写真を簡単に作れるようなサービスや、パズルのアプリ、「振りゲー」と呼ばれるスマートフォン本体を振って遊ぶゲームアプリなどをリリースしています。

また、懸賞関係で言うと、BtoBモデルの「PR Chance!」という事業も手がけておりまして、これは企業様が懸賞情報を懸賞サイトに一括登録できるサービスです。懸賞サイトは弊社以外にもたくさん存在しておりますが、各企業様はそれぞれのサイトに懸賞情報を登録しなければならず、大変な手間がかかります。そういった企業様がPR Chance!に登録していただければ、その作業を大幅に軽減できる訳です。これまでに累計15000社くらいの企業様にご登録頂きました。

PR Chance!

あとは、制作ですね。ただ単に見た目がキレイなものを作るのではなく、見た時に実際にアクションを起こせるような、視覚的効果までを考えてしっかりと作りこんだものを提供しています。
長くなりましたが、以上が事業内容の紹介です。

次に、御社の今後の展望や新しい取り組みなどについてお聞かせください。

私は、時代の流れに対応できるような企業でないと、勝ち残っていけないと考えています。特にこの業界は、天下を取ったと言われるようなトップ企業でも気が付いたら赤字になっていたり、前触れもなく撤退してしまったり、浮き沈みが激しいんです。他の業界では1つの技術を切磋琢磨していくことで成り立つこともありますが、この業界はインフラや周りの環境が頻繁に変わるので、そこに対して機敏に動けないとすぐに取り残されてしまいます。例えば、今であればスマートフォンなどですね。そういった新しいメディアができた時に、どれだけの商機を見出すかにかかっていると思います。弊社では、まだまだ投下できる人材は少ないのですが少しでも対応できるようにしたいと思っています。

なるほど。次に、山口社長について、お聞かせください。

私の好きな言葉は、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」です。何事も、まずは自分でやらないと人は動いてくれないと考えています。特に私の場合は、前職の会社が倒産し、ハローワークから弊社に入って来ました。初めから社長として接する場合には許されることでも、私の場合はペーペーから入って、みんなと同じ土俵でやってきていたので、社長に就いて急に偉そうになるのは、周りがなかなか心理的に受け入れられないと思うんです。そんなメンバーを納得させるには、まずは自分がやってみせないといけないと思いました。私が実践し、推奨することによって、会社の信頼性にも繋がっていると思います。

また、自分自身がこれまで山あり谷ありの経歴を積んできたということもあって、チャレンジすることに対して前向きな気持ちを絶対に忘れないようにしようと思ってやって来ました。入社3年8ヶ月で社長にはなりましたが、その間に降格させられたこともありましたし(笑)。

それはどうしてですか?

私のミスではなかったのですが、当時、連帯責任ということで役員と部長以外の管理職は全員、1つ降格となったのです。

そんなことがあったんですね。

そうなんです。

あと、「ソフトバンクアカデミア」という、ソフトバンクの孫正義さんの後継者を探すというプロジェクトに参加しました。ソフトバンクの内部から200名、外部から100名が候補生として選ばれるのですが、その100名の中に入ることができました。外部からは11000人が受けたそうです。最初から無理だと思っていたら何もできない。まずは自分がチャレンジしようと思ったんです。
このチャレンジを通して私自身が社員に対して言いたかったことは、「私みたいな人間でも受かったんだ、みんな自分の可能性を信じて、諦めずに、やる気になれば何でもできるはずだ」ということです。「あの人だから特別にできた」ではなくて、自分が「やろう」と思ったからチャンスを掴んだのだと捉えて欲しいんです。

社長はどんな夢をお持ちですか?

これまで付いて来てくれた今の仲間が大好きなので、できれば自分たちの会社を上場させたいと思っています。ソフトバンクの2代目社長というのも当然狙ってはいるんですけどね(笑)。

それ以上に、付いて来てくれた今のメンバーに対して恩返しと言うか、上場に伴うストックオプションだとか、お金の面でも報いてあげたい、感謝の気持ちを具現化したいと思っています。

社員の方々についてお聞きしたいのですが、どんな方が多いですか?

私が良く冗談などを言うせいもあってか、みんなも明るくて仲が良いですね。各々が指示待ちのタイプではなく、色々と察して動いてくれる人が多いように感じます。
人間には、自燃型人間(自ら燃えて行動を起こす人)、加燃型人間(人に感化されて行動を起こす人)、点火型人間(人のやる気に火を付ける人)、不燃型人間(何を言っても燃えない人)、消火型人間(人のやる気を削ぐ人)という5つのタイプがあるのですが、自分から燃えて行動を起こしてくれる自燃型の社員を会社では推奨しているので、与えられたポジション以上の気持ちを持って、仕事に取り組んでくれる人が多いと思います。

最後に、御社に興味がある方に対して一言、お願いします。

私たちはベンチャー企業です。大企業に就職したい人、転職したい人は安定を求める人が多いと思います。しかし私は、「夢はどうですか?」と問いたい。このメッセージは、夢を持つ、特に若い方向けになるのですが、夢を持って自分で仕事をやっていく使命感や、自らがやっているという感覚をすごく大事に考えて欲しいです。
どうせやるのなら、自分の力で思いっきり動かせるような組織に入った方が、本当の意味での自分の力を発揮できるはず。将来いつかビッグになってやろうと思うのであれば、大企業ではなくて、弊社の様なベンチャー企業で一花咲かせて、自分の歴史を作っていって欲しい、という風に感じております。

本日はお忙しい中、ありがとうございました。


株式会社チャンスイット
代表取締役社長 山口義徳 氏

■プロフィール
1972年 大阪生まれ
1990年4月 株式会社武富士 入社
1990年12月 株式会社武富士 退社
1991年2月 株式会社文泉 入社
1995年4月 株式会社文泉 退社
1997年9月 サトームセン株式会社 契約社員として入社
2001年11月 サトームセン株式会社 退社
2002年5月 ジースタジオ株式会社 入社
2003年4月 ジースタジオ株式会社 倒産により失職
2003年10月 株式会社チャンスイット 入社
2006年12月 株式会社チャンスイット 取締役就任
2007年6月 株式会社チャンスイット 代表取締役社長に就任(現任)

※こちらの記事に関するお問合せは、<info@interwoos.com>まで。

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