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コンサルタントコラム

Voice 03 キャリアの「ゴール」

以前、知人の話していた内容でとても記憶に残っているものがある。その知人は学生時代にテニスをやっていて、試合になると「この相手には絶対に勝ってやる」と思うときと「このゲームは結果にこだわらず良い試合をしよう」と思うときがあったそうだ。

結果は「良い試合をしよう」と思ったときには大体において勝てないそうだ。それはなぜか。「目指すもの(ゴール)」が違うからだ。

「・・・絶対に勝ってやる」と思うときは「勝つ」ことが目指す目的地であり、何とかその目的地にたどり着くよう試合中に(試合前からかもしれない)さまざまな策を講じる。そのためのたどるべき道(選択肢)の選び方も常に「勝つ」方向を選ぶ様に意識が働き、結果として「勝ち」に近いところにたどり着く。

一方「・・・良い試合をしよう」と思うとき、意識の中で「勝つ」ことは目的地ではなくなっている。当然たどるべき道も「勝ち」ではなく、結果として「勝ち」から遠いところにたどり着いてしまう。

最近、いろいろな方の転職相談を受けていると、キャリアの「ゴール(目指すもの)」がどの場所なのかわからずにいる(イメージができていない)方にたまに出会う。

将来のゴールを目指すための転職ではなく、過去の経験の範囲で次の仕事を決めようとしている人がいる。

ゴールが異なるとたどるべき道も変わってくる。人生(またはキャリア)のゴール(将来どんな仕事をしていたいか。どんな自分でありたいか。)をしっかり意識(イメージ)することが自身のたどるべき道(転職先または次の仕事)を選ぶ際にはとても重要なことだと感じている。

コンサルタント
勝沢 宏安