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コンサルタントコラム

Voice 85 職務経歴書を書きましょう

リモートワークが進んだ影響で、候補者の皆さんとのキャリア相談もWEB面談が増えてきました。気軽に相談できるのは便利な一方、職務経歴書を用意していない方も多くなりました。

こちらは第3者に自身の経験や実績を可視化するために非常に大事なものですが、それ以上にご自身のキャリアの棚卸になるものですので、キャリア相談の前には作成していただくと良いと思います。

特に転職活動の有無にかかわらず、日々の業務の中で3ヶ月~半年に1回は加筆ください。
自分の仕事がどうだったのか振り返りのツールとして使えますし、いざ活動となればそのまま使えます。その際、期間が長くなっていれば古い事項から簡略化してゆけば一定量のページ数の提出用のレジメがすぐに完成します。

一点だけ注意いただきたいことは、定数提示ができない定量的な項目もできるだけ数値化することです。
例えば、売上実績などは定数で表せますが、「コミュニケーション能力」「組織マネジメント」「部下の育成」などの項目はそれだけを表記しても第3者には伝わりません。「20名のプロジェクトを推進した」「10人の組織マネジメント」「対象10名中4人が課長に昇格」などと定量を加筆することで第3者にイメージが伝わります。

最後に重ねて、キャリア相談の際は職務経歴書を用意ください。
コンサルタントとのコミュニケーションが一方通行にならず、お互いがより理解でき相談自体が実のあるものになります。

エグゼクティブコンサルタント
渡辺 浩