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コンサルタントコラム

Voice 52 エージェントを味方につける

全国には2万3386社のエージェントがあります。
(平成29年4月現在 厚生労働省の職業安定局が提供する「人材サービス総合サイト」より)

各社に強み、得意分野がある中で、比較的多くのエージェントは若手の方に対するサービスが多いです。弊社では40歳前後からそれ以上のマネージャ層を中心に転職のご支援をしています。

若い方には実感が無い方もいるかもしれませんが40歳前後になってくると、ぐぐっと案件が減ってきます。

エージェントを数十社以上集めて、一斉に募集を掛ける案件は比較的、対象となる年齢層が若い事が多いです。数社のエージェントに絞って声がけするようなお話は非公開なエグゼクティブ案件が中心となります。

多くのエージェントは手数料収入なので、なるべく可能性のある方を支援して、実績に繋げたいと当然思います。

一方で「企業に求められる能力が高そうな方」でも、エージェントとの相性はもちろん、互いの信頼関係が成立しなければご縁をおつくりする事も難しくなります。色々なポイントがありますが、エージェントと共に転職活動を成功させるに当たり、気をつけたい点を3つ挙げたいと思います。

・メールや電話等、ご面談後もマメに連絡を取り合う
・自身の考えや状況の共有を互いに行う
・正直なコミュニケーションを心がける

嘘のないコミュニケーションや、話に一貫性のある方は、エージェントも信頼できる人物だと感じ、力を入れてご支援したいと感じるものです。壁を作らず、自然体でエージェントとの面談に備えていただく事が、第一歩だと感じます。

また、「この人は信頼できそう」「採算度外視でも支援したい」と思われるとエージェントは以下のような対応をしてくれる可能性があります。

・虎の子の案件を案内してくれる
・案件が無い企業に提案してくれる
・本音のアドバイスをしてくれる

エージェント側に問題が有ったり、相性がよくなかったりで出来ないこともあろうかと思いますが、エージェントを味方につける事で、新しい舞台への切符に繋がる事もありますので、ご一考いただければ幸いです。

コンサルタント
小黒 力也