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コンサルタントコラム

Voice 46 エグゼクティブのキャリアチェンジ

弊社にお見えになる転職相談者は30代後半からの方々が中心になりますが、最近の市況を反映してか「次のステージではキャリアチェンジにチャレンジしたい。」という方が少数いらっしゃいます。

30代前半くらいまでのポテンシャル採用は別にしてマネージャー以上の層で未経験者を求める企業ニーズはほとんどありません。むしろ同じ営業部長でも法人営業か個人営業。法人営業でも無形商材か有形商材のどちらが中心か?人事部長でも評価制度、人事企画、採用、労務のどこに経験のコアがあるかなどその企業の課題や強化ポイントに向けて各論ベースで求められます。

このようなケースでは以下のアドバイスをしています。

「現職で実績を積まれたのですから社長や上司にお願いして社内異動されてはどうでしょう?現職の会社にとってもその方がプラスなのではないでしょうか?」またどうしても転職ありきの方には「まずは経験してきた得意分野の営業で転職し、活躍したのちに社内で異動されたらいかがでしょうか?」

エグゼクティブの転職はその経験が評価されるので当然と言えば当然なのですが。

キャリアチェンジは「急がば回れ」ですね。
ご一考を。

取締役 エグゼクティブコンサルタント
渡辺 浩