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コンサルタントコラム

Voice 37 “想像”したい会社が受けるべき会社

弊社の人材紹介部門では、幹部層の採用をお手伝いさせて頂いています。その結果、普段お会いするのは40歳前後からそれ以上の世代の方々が多くなります。

この世代の「面接」において、【内定を取りに行くという姿勢】が不足している方がチラホラと見受けられ、その多くは実績、実力のある方だったりします。

「自分に興味を持ってくれるなら、自分も貴社を検討します」というスタンスで「過去の話」のみを面接でお話をされます。

このスタンスでは実力者でも機会損失する事も多いので、本腰を入れずに転職活動をしてしまうのは要注意です。とりあえず受けても受かるのは、若手ばかりです。

「自分が参画したらこんな事ができる、してみたい」「自分が社長だったら・・・」と、【想像】を面接に行く前にあれこれと繰り広げる事で、【自分がとてもワクワクする会社】というのは、ご自身にとって本腰を入れて受けるべき会社です。

採用面接では想像していた自分が活躍する【未来の話】で盛り上る事が大事です。【未来の話】で盛り上れると求人票の無かったポジションが創り出される事もあります。

想像するためには情報も必要です。あれこれと調べて、該当業界の人から話を聞いて、想像の質をあげようとすると、「想像」をする事は、かなり疲れます。

しかしながら脳に汗をかくくらい想像し、その疲れが心地よいと感じられる企業でないのであれば、恐らく内定を得ても辞退する会社になるかと思います。

公私ともに現実的にお忙しい方々は特に、【想像したい会社に絞って】応募するのは如何でしょうか。

年末年始、沢山想像し、より明るい2016年をお迎えください。

コンサルタント
小黒 力也