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コンサルタントコラム

Voice 21 あたりまえ、でも大切な言葉

最近、会社のメンバー4人と、ランチに行った際に、とても残念な接客を受け、20年程前の自分を思い出した。

私が新入社員時代、とても忙しい売り場で販売をしていた時代のこと。

帰宅し、お風呂を済ませ、布団に入り、目をつぶると、まぶたの裏には、「商品」と「大量の1,000円札」と「お釣を受け取るお客様の手の平」。

何か強烈な違和感を持ちながら、とても疲れていたこともあり、そのまま寝てしまった。

そして、次の日。たまたまお休みで、部屋の整理をしていると、会社のパンフレットの中にこの言葉を見つけた。

「お客様の顔がみえますか」ハッとした。

お客様一人ひとりを見ることができていなかったことを、その時、強烈に自覚した。

自分にとっては、何百分の1であっても、お客様にとっては1/1(100%)という意識が足りなかった。

もちろん、この言葉は、「顔を見ているか」を直接的に聞いているわけではなく、一人ひとりのお客様の「今」をしっかりと捉えることができているか。そして、それに応えることができているかという問いかけだと私は理解している。

あれから20年程。

今、私は、ありがたいことに、日々、多くの経営者・人事関連の方・求職者の方(以下、お客様)とお会いさせていただいている。

今の自分は、お客様の「今」の状況・心情を理解し、お客様に寄り添い、相手の未来を考え、伝えるべきことは伝え、常に1/1(100%)として、一人ひとりのお客様と接することができているのだろうか。

自分で判断することではないかもしれないが、そういう自分でありたいと思う。

そして、これからも、多くの方とお会いさせていただいているからこそ、事あるごとに自分自身に問いかけていきたいと思う。

「お客様の顔がみえますか」

コンサルタント
抜田 誠司