library

ライブラリ-
TOP – ライブラリー – コンサルタントコラム – Voice 116 きらいな言葉、好きな言葉。

コンサルタントコラム

Voice 116 きらいな言葉、好きな言葉。

いきなりですが、以下の2つの言葉がきらいです。

【1】生活レベル

生活レベルというのは、だいたい、“生活レベルを下げたくない”という文脈で語られることが多いですが、何となくきらいな理由は、この言葉単体には、

“漠然とした何かとの比較。意思の弱い安定志向。”を感じてしまうからかもしれません。

これが具体的に、“年に10回は登山に行ける余裕”、“子供の習い事の遠征費用は常に蓄えておきたい”、“健康のために毎日8時間は睡眠できること”などだったら違和感ないのですが。

【2】 (人の)市場価値

多面的な側面があって数値で測れない人間を、漠然とランク付けする?ニュアンスがあり嫌いです。

私の生業とする“人材・仕事紹介”の文脈で時々でてくるフレーズで、仕事の中での面談でも、“市場価値を上げたい”という人がたまーにいて、具体的には。何を??と、けっこう突っ込みます。

(人とかキャリアの)市場価値という言葉単体には具体的な好み・意思・意欲が感じられない、受動的な意思のフレーズな気がします。

仕事やポジションでなくても、お金を稼ぎたい、リーダーシップをとって大きな価値をつくりたい、日々ありがとうと言われたい、将来的にずーっと人から求められる能力を身につけたい、とかなら良いんですが。

■ところで

最近、過度な自己啓発プレッシャー・人は幸せになるために全力で努力しなければならない、的な考えに疑問をとなえる意見を聞きます。

アメリカから始まって、“自己啓発”は金額的にも巨大なマーケットだそうです。

人は常に市場価値を高めて、生活レベルを向上させて幸せにならなければならない。そのために、親しい人との関係を壊しても、ヘトヘトになり、メンタル不調になっても。。。

って、なんかちょっと、怖くないですか。

■好きな言葉

じゃ、お前は好きな言葉は何?と聞かれたら、僕は、“便利”と“感謝”と即答します。

エグゼクティブコンサルタント
土屋 孝一郎